キャリア支援政策

キャリアとは、一般的には、「職業、職務内容、職歴、経歴、これからの進路とその方向性」と捉えられています。
この捉え方は狭義のキャリアとされるものですが、キャリアを「生涯・個人の人生とその生き方そのものと、その表現の仕方」であると広義に解釈する事も、近年は多くなってきました。
その為、現在では、単に職業・職務を意味するだけのものではなく、人生と深く関わる『人の生き方そのもの』であるという定義に拡大され、様々な要因と相互に深く関連し合いながら、個人の人生の過程において生涯変化し発達するものであると捉えられる様になっています。
一人ひとり偶然に起きる予期せぬ出来事(計画された偶然性)により、知らぬ間にキャリアを形成しています。それは、個人が集まった組織(企業)や地域にも当てはまります。
一人ひとりが計画された偶然性を上手く活用し、偶然を必然に、ピンチをチャンスに、マイナスをプラスに変える支援を行っていきます。

生活保護世帯の大学進学支援

大学生は原則、生活保護を認めらていません。大学・短大の進学率が8割に達した今も60年前のルールが適用されています。
貧困から抜け出すには学歴が必要と考え、勉強して大学に進もうと決めたとしても生活保護世帯の子どもは原則として大学進学が認められません。
大学に進学するには「世帯分離」、住民票に登録されている1つの世帯を2つ以上に分け保護から外れなければなりません。生まれてきた環境だけで選択肢を狭められます。
また、大学に進学でき、返済不要の給付型奨学金や授業料の減免措置を受けることができたとしても、仕送りも望めず、生活費も教材費も国民健康保険料までも自分で支払わなければいけません。世帯分離したことで、家族に支給される保護費も減額されます。
大学生の生活保護は、親から子への「貧困の連鎖」を断つためにも不可欠です。
これから羽ばたこうとする若者の夢や希望を奪わないためにも独自の支援が必要です。

企業やヒトが元気になるまち

優良企業でありながら後継者不在などによる廃業と言う問題を抱えた企業が市内には多くあります。商業や商店でも同じです。
また、企業を誘致をしてもなかなか来てもらえない現実もあり、いずれも雇用は生まれません。
これでは、人も市外へ流出し、インフラ整備やサービスの充実も出来なくなり、まちの活気が失われていきます。
経営や人財のコンサルティングからアフターフォローまでを「ワンストップソリューション」でサポート出来るまちづくりを実施します。

介護人材育成支援

厚生労働省の推計によると2025年に団塊世代が75歳になり介護人材が253万人必要とされていますが、約38万人もの介護人材が不足する見通しとなっています。
東大阪市の2025年推計人口でも高齢化率28.9%という試算が出ており、東大阪市においても介護人材が不足することが予想されます。
一人でも多くの経験豊かな介護人材を育成できる様に取り組んでまいります。